ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック 2011 価格：29,800円（税込） 容量：750ml 生産者：ドルーアン・ラローズ 産地：フランス／ブルゴーニュ／コート・ド・ニュイ／ジュヴレ・シャンベルタン 品種：ピノ・ノワール 100％ タイプ：赤／辛口／フルボディ アルコール度数：12.5% ◆ テイスティングノート 濃い紫がかった色調。プラムや赤系ベリー、桑の実、オレンジピール、スパイスの華やかな香り。ジューシーな果実味を包み込む柔らかなタンニンがあり、滑らかでエレガントな口当たり。リコリスやスミレのニュアンスが余韻に漂い、長いフィニッシュへと続きます。 ◆ 相性の良い料理 鶏肉のソテー、キノコのリゾット、熟成チーズ、ブルスケッタ、フォアグラのテリーヌなど、旨味と酸味のバランスが取れた料理に最適。 ◆ 畑と醸造について 一級畑「ラヴォー・サン・ジャック」は、ジュヴレ・シャンベルタン村北部の標高325m、南〜南東向きの斜面上方に位置。粘土石灰質土壌の0.3haの区画には、1943年植樹の古木が植えられています。 熟成はアリエ産および二ヴェルネ産の樽を使用し、新樽比率は約40％。トーストはライトからミディアムプラス。樽のニュアンスを控えめにし、ピノ・ノワールの繊細な果実味を最大限に引き出しています。 ◆ ワイナリー情報 1850年設立の家族経営ドメーヌ。ジュヴレ・シャンベルタン村に拠点を構え、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやラトリシエール・シャンベルタン、シャペル・シャンベルタンなど、特級畑6つを所有する名門です。 現当主フィリップ・ドルーアン氏は「素材の良さを活かし、余計なことはしない」という哲学のもと、ピノ・ノワールの香りとエレガンスを最優先にした醸造を実践。 その結果、力強さと気品を兼ね備えた、まさにジュヴレ・シャンベルタンの真髄を体現するワインが生み出されています。

ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ショーム 1997 価格：47,000円（税込） 容量：750ml 生産者： フランソワ・ラマルシュ 産地： フランス／ブルゴーニュ／コート・ド・ニュイ／ヴォーヌ・ロマネ 品種： ピノ・ノワール 100% タイプ： 赤／フルボディ／辛口 アルコール度数： 13.5% ・テイスティングノート 紫がかったルビー色。ストロベリーやブラックチェリーなどの果実香に、バニラやクローヴのニュアンス。凝縮した果実味とスパイスが調和し、力強くもしなやかな味わい。心地よい酸味と長い余韻を持つ、エレガントな仕上がり。 ・相性の良い料理 鴨のロースト、仔羊の香草焼き、牛頬肉の赤ワイン煮込み、黒トリュフを使った料理など。 ・ワイナリー情報 フランソワ・ラマルシュは、1740年創業のヴォーヌ・ロマネを代表する名門ドメーヌ。特級畑ラ・グランド・リュを単独所有し、グラン・エシェゾーやエシェゾーなどの銘畑も保有しています。 「レ・ショーム」は特級ラ・ターシュとニュイ・サン・ジョルジュに隣接する一級畑。平均樹齢約40年のピノ・ノワールが植えられ、収穫は手摘みで実施。ヴィンテージに応じて除梗率を調整し、木桶で発酵後、新樽比率60〜100％のオーク樽で16〜20ヵ月熟成。清澄・濾過は行わず瓶詰めされます。 現当主ニコル・ラマルシュ女史の手により、伝統と精緻さが融合したスタイルへ進化。ヴォーヌ・ロマネの優雅さと力強さを併せ持つ逸品です。

※商品ラベルに黒い線が何カ所かあり。詳細は商品画像をご確認ください。 クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ 2013 価格：46,000円（税込） 容量：750ml 生産者：カスタニエ 産地：フランス／ブルゴーニュ／コート・ド・ニュイ／モレ・サン・ドニ 品種：ピノ・ノワール 100% タイプ：赤／フルボディ／辛口 アルコール度数：13.5% ・テイスティングノート 深みのあるルビーレッドの色調。ブラックチェリーやカシスなどの濃密な果実香に、シナモンやナツメグのスパイス、土やミネラルのニュアンスが調和。口に含むと凝縮した果実味と緻密なタンニンが力強く広がり、冷涼感ある酸とミネラルが味わいを引き締めます。長い余韻とともに、熟成ポテンシャルを感じさせるグラン・クリュの風格ある仕上がり。 ・相性の良い料理 牛フィレ肉のロースト、鴨胸肉のロースト、鹿肉のステーキ、ポルチーニのリゾットなど、旨味とコクのある料理と抜群の相性。 ・ワイナリー情報 ドメーヌ・カスタニエは、モレ・サン・ドニ村で5代にわたりワイン造りを続ける家族経営の老舗ドメーヌです。特級畑クロ・ド・ラ・ロッシュやクロ・サン・ドニをはじめ、シャルム・シャンベルタン、クロ・ド・ヴージョなど、名だたる銘醸畑を所有しています。 現当主ジェローム・カスタニエ氏は、元々音楽家という異色の経歴を持ち、2005年よりワイナリーを継承。月の満ち欠けに基づいた農法を取り入れ、除草剤や殺虫剤の使用を極力控えた環境にやさしい栽培を実践しています。 醸造は伝統的なブルゴーニュスタイルで行われ、クロ・ド・ラ・ロッシュでは新樽率約50％のオーク樽で約12ヶ月、その後ステンレスタンクで6ヶ月熟成。こうして生まれるワインは、凝縮した果実味と力強い骨格、そしてモレ・サン・ドニらしい気品を併せ持ちます。 フランス国内での消費が多く、海外では流通量が非常に限られるため、ワイン愛好家の間で希少な存在とされています。

コルトン・グラン・クリュ・レ・ペリエール 2021 価格：78,000円（税込） 容量：750ml 生産者：メオ・カミュゼ 産地：フランス／ブルゴーニュ／コート・ド・ボーヌ／コルトン 品種：ピノ・ノワール 100% タイプ：赤／フルボディ／辛口 アルコール度数：13.5% ・テイスティングノート グラン・クリュ「レ・ペリエール」は、コルトンの丘の南東斜面に位置し、日照に恵まれた区画。熟した赤系果実や黒果実に加え、スパイス、リコリス、ミネラルなど複層的な香りが広がります。味わいは力強くも滑らかで、凝縮した果実味としっかりとした骨格を備えた堂々たる仕上がり。熟成によってさらに深みと気品を増す、偉大なポテンシャルを秘めています。 ・相性の良い料理 仔羊のロースト、鴨のコンフィ、牛フィレのステーキ、黒トリュフを使ったソース料理など。力強さとエレガンスを併せ持つ味わいは、肉料理の旨味を見事に引き立てます。 ・ワイナリー情報 メオ・カミュゼは、ヴォーヌ・ロマネ村に本拠を置くブルゴーニュ屈指の名門ドメーヌ。創始者エティエンヌ・カミュゼは政治家としても知られ、かつてクロ・ド・ヴージョ城を所有していました。 ドメーヌの礎を築いたのは、“ブルゴーニュの神様”と称される故アンリ・ジャイエ氏。彼は小作人としてドメーヌの畑を手掛け、現当主ジャン＝ニコラ・メオ氏に醸造哲学を直接伝授しました。 1985年からドメーヌ元詰めを開始し、ジャン＝ニコラが指揮を執る1989年以降、ワインは国際的に高く評価されるようになります。 畑はビオロジック農法で管理され、醸造はアンリ・ジャイエ直伝の完全除梗・低温マセラシオンを採用。特級畑は100％新樽で熟成させ、清澄・濾過を行わず瓶詰めされます。 また、ドメーヌの哲学をより広く伝えるために設立されたネゴシアン部門「メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール」では、同様の品質基準でブドウやマストを厳選。こうして、ドメーヌもの・ネゴスもののいずれもが、果実の純粋さと構造美を兼ね備えたスタイルを確立しています。

※商品ラベルにシミあり。詳細は商品画像をご確認ください。 ドメーヌ・プリューレ・ロック コトー・ブルギニヨン・ルージュ 2018 価格： 29,000円(税込) 容量： 750ml 生産者： ドメーヌ・プリューレ・ロック 産地： フランス／ブルゴーニュ 品種： ガメイ100% タイプ： 赤／ミディアムボディ／辛口 アルコール度数：13.5% テイスティングノート 華やかで香り立つガメイのフレッシュなアロマが広がり、自然な果実味と程よい酸味、滑らかなタンニンがバランスよく調和しています。軽やかでありながらしっかりとした味わいを持ち、じゅわっと体に染み込むような独自の【Clean Natural】スタイルを体現。早いうちから瑞々しいテクスチャを楽しめるナチュラルワインです。 相性の良い料理 鶏肉のグリルやハム・ソーセージ料理、きのこや野菜を使った軽めの煮込み料理、チーズではブリーやカマンベールと好相性。 ワイナリー情報 1988年にアンリ・フレデリック・ロックが設立。ラリー・ビーズ・ルロワの甥にあたり、1992年よりDRCの共同経営者も務めました。現在はヤニック・シャンが共同経営者としてドメーヌを牽引。農薬・化学肥料は不使用、有機肥料や手作業によるブドウ栽培を徹底し、樽熟成もDRC由来の木材を使用。古文書に基づく伝統的手法とビオディナミを融合させ、ぶどう本来の味わいを最大限に引き出すナチュラルワインを生産しています。瓶詰め直前にのみ微量のSO₂を添加し、全房発酵で造られるため、独特の香りと瑞々しさが特徴です。

シャルム・シャンベルタン グラン・クリュ 2011 価格： 59,000円（税込） 容量： 750ml 生産者： ドメーヌ・ダヴィド・デュバン 産地： フランス／ブルゴーニュ／コート・ド・ニュイ／ヴォーヌ・ロマネ 品種： ピノ・ノワール 100% タイプ： 赤／フルボディ／辛口 アルコール度数： 13% テイスティングノート 深みのあるルビー色に輝き、熟した赤系果実やカシス、ブラックチェリーの香りが豊かに広がります。樽熟成によるバニラやトースト、スパイスのニュアンスが重なり、複雑で重厚感のあるアロマを形成。口に含むと、しなやかでありながらも力強いタンニンが骨格を支え、酸と果実味のバランスが見事。長い余韻には、ほのかな土や鉱物感が感じられ、成熟したブルゴーニュのグラン・クリュらしいエレガンスと深みを兼ね備えています。 相性の良い料理 鴨や仔羊のロースト、ビーフシチュー、ジビエ料理、キノコのリゾットやトリュフを使った料理など、旨味や複雑味のある料理との相性が抜群です。タンニンと果実味の調和が、しっかりとした肉料理や熟成チーズとも美しく調和します。 ワイナリー情報 ドメーヌ・ダヴィド・デュバンは1971年生まれのブルゴーニュの実力派醸造家で、ブルゴーニュ各地の銘醸畑を丁寧に手掛けるヴィニュロン。特にシャルム・シャンベルタンの畑では、1920年植樹の樹齢90年以上のブドウを栽培。畑での手作業を徹底し、愛情と手間を惜しまず栽培することを最優先としています。醸造では自然な発酵と熟成を重視し、人為的介入を最小限に抑え、果実本来の力とテロワールの個性を引き出します。樽発酵（新樽40%、1～3年樽60%）で約14か月熟成後、タンクでさらに3か月寝かせ、ろ過や清澄を行わず瓶詰め。ブルゴーニュの偉大な畑のポテンシャルを最大限に表現するワインを造り出しています。

エシェゾー グラン・クリュ 2009 / ルシアン・ル・モワンヌ 価格：84,000円（税込） 容量：750ml 生産者：ルシアン・ル・モワンヌ 産地：フランス／ブルゴーニュ／コート・ド・ニュイ／ヴォーヌ・ロマネ 品種：ピノ・ノワール 100％ タイプ：赤／フルボディ／辛口 ブルゴーニュの最も偉大なテロワールを、純粋な形で表現する“テロワールの伝道師”――ルシアン・ル・モワンヌ。 彼らが手掛ける「エシェゾー グラン・クリュ 2009」は、ヴォーヌ・ロマネ北部の特級畑エシェゾーから生まれる、気品と力強さが共存する見事な一本です。 完熟した赤系果実のアロマに、スパイスやスミレ、僅かなトリュフのニュアンスが重なり、甘美で妖艶な香りを放ちます。 熟成を経て生まれる滑らかなテクスチャーと深みのある味わいは、まさにグラン・クリュの名にふさわしい貫禄。 ルシアン・ル・モワンヌの精緻な技が映える、特別なヴィンテージです。 ◆ テイスティングノート 赤スグリやチェリーのアロマに、シナモン、バニラ、スモーキーなニュアンスが織り交ざる芳醇な香り。 口に含むと、凝縮感のある果実味がしなやかに広がり、きめ細やかなタンニンと豊かなミネラルが骨格を形成します。 余韻は長く、ほのかなスパイスと熟成由来の甘やかさが続く、官能的で奥行きのある味わい。 ◆ 相性の良い料理 鴨のロースト、ビーフ・ブルギニヨン、仔羊の香草焼きなど、旨味と深みを持つ料理と好相性。トリュフやポルチーニを使ったリゾットなど、香り高い食材とも見事に調和します。 ◆ 畑とテロワール 特級畑エシェゾーは、「集落」という意味を持つ11の区画からなる広大なグラン・クリュ。 ヴォーヌ・ロマネ北部に位置し、理想的な日照と水はけに恵まれたこの地は、力強さとエレガンスを併せ持つワインを生み出すことで知られています。 粘土質を多く含む石灰土壌が、果実の厚みと骨格を支え、同時に繊細なミネラル感を与えます。この豊かなテロワールこそが、エシェゾーに特有の艶やかさと気品をもたらしています。 ◆ ワイナリー情報 ルシアン・ル・モワンヌは、ムニール・サウマ氏とロティ・サウマ夫妻によって設立された、ブルゴーニュ屈指のミクロ・ネゴシアン。 特級・一級畑に特化し、各アペラシオンごとにごく少量のみを生産するスタイルで知られます。ワイン造りは驚くほど丁寧で、天然酵母による発酵、澱と共に長期熟成を行い、フィルターをかけずに瓶詰め。すべての工程において“畑の個性を純粋に表現すること”を第一に掲げています。彼らのワインは、テロワールの魅力を極限まで引き出した、まさにブルゴーニュ愛好家垂涎の逸品です。

※商品ラベルに汚れと傷がある商品です。詳細は商品画像をご確認ください。 ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・スショ 2013 / フランソワ・ラマルシュ 価格：40,000円（税込） 容量：750ml 生産者：フランソワ・ラマルシュ 産地：フランス／ブルゴーニュ／ヴォーヌ・ロマネ 品種：ピノ・ノワール 100％ タイプ：赤／フルボディ／辛口 DRCの「ロマネ・コンティ」と「ラ・ターシュ」に挟まれた特級畑「ラ・グラン・リュ」を単独所有する名門、フランソワ・ラマルシュ。その卓越した技術と哲学が息づく珠玉の一級畑が、この「ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・スショ 2013」です。 ヴォーヌ・ロマネ村最大の一級畑レ・スショの中でも、わずか0.58haの区画から生まれる極めて希少なワイン。繊細で気品に満ちた果実味と、ヴォーヌ・ロマネらしいシルキーな質感が見事に調和します。 ◆ テイスティングノート 熟したチェリーやラズベリーのピュアな果実香に、スミレや紅茶、わずかなスパイスのニュアンス。口に含むと、しなやかな果実味が層をなし、きめ細やかなタンニンとミネラルが織りなす精緻な構造が広がります。余韻は長く、エレガントでありながら芯のある味わい。熟成を経て、さらに複雑で妖艶な香りが現れます。 ◆ 相性の良い料理 鴨のローストや仔羊の香草焼き、トリュフを使ったリゾットなど、香り高い料理と抜群の相性。上品なソースや旨味を含む肉料理と合わせることで、ワインの繊細なニュアンスが際立ちます。 ◆ 畑とテロワール 「レ・スショ」はヴォーヌ・ロマネ村北部に位置し、特級エシェゾーとリシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァンに囲まれた極上の立地にあります。 標高250〜270mの緩やかな南東向き斜面で、粘土を多く含む石灰質・泥灰質の土壌が特徴。 フランソワ・ラマルシュはこの畑のわずか0.58haを所有し、古木から収穫されたブドウを厳選して使用しています。その恵まれたテロワールが、深みとエレガンスを併せ持つ唯一無二の味わいを生み出しています。 ◆ ワイナリー情報 ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュは、ヴォーヌ・ロマネを象徴する生産者のひとつ。 特級「ラ・グラン・リュ」をモノポール（単独所有）することで知られ、その畑はロマネ・コンティとラ・ターシュに挟まれた伝説的な区画に位置します。 自然と共生するビオロジック農法を実践し、近年ではビオディナミの要素も導入。化学肥料や除草剤を一切使わず、テロワールの純粋な表現を目指しています。 醸造では新樽の使用を控えめにし、ピュアで透明感ある果実味を重視。 ラマルシュのワインは、気品と静謐さ、そして精妙な余韻を持つ、まさにヴォーヌ・ロマネの真髄と呼ぶにふさわしい逸品です。

※商品ラベルにうっすらと線の汚れが入っております。詳細は商品画像をご確認ください。 ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ オー・クラ 2021 価格：26,400円（税込） 容量：750ml 生産者：デュジャック・フィス・エ・ペール 産地：フランス／ブルゴーニュ／コート・ド・ニュイ／ニュイ・サン・ジョルジュ 品種：ピノ・ノワール 100% タイプ：赤／フルボディ／辛口 アルコール度数：13% ◆ テイスティングノート 「オー・クラ」はニュイ・サン・ジョルジュの一級畑の中でも特に評価の高い区画。石灰質を多く含む土壌からは、力強さとしなやかさを併せ持つワインが生まれます。2021年ヴィンテージは冷涼な年らしく、黒系果実の凝縮感に加え、スパイスや土、花のニュアンスが緻密に溶け込みます。タンニンは細かく、長い余韻には引き締まった酸が寄り添い、クラシカルかつ洗練されたスタイルに仕上がっています。 ◆ 相性の良い料理 鴨胸肉のロースト、仔羊の香草グリル、鹿肉の煮込みなどの赤身肉料理。トリュフを使ったリゾットや熟成チーズとも素晴らしい相性を見せます。 ◆ ワイナリー情報 ドメーヌ・デュジャックは1968年、ベルギー出身のジャック・セイス氏が設立。モレ・サン・ドニを本拠に瞬く間に名声を確立し、「モレ・サン・ドニの雄」と称される名門です。創業当初から全房発酵を特徴とし、淡い色調ながら奥行きある香りと味わいを備えたワインを造り続けてきました。現在は2代目ジェレミーとアレック兄弟が中心となり、ビオディナミ農法を取り入れながら、より果実のピュアさと骨格を重視したスタイルへと進化しています。 2000年にはネゴシアン部門「デュジャック・フィス・エ・ペール」を設立。単なるブドウ購入にとどまらず、畑の管理から収穫までドメーヌのスタッフが一貫して関わることで、品質は自社畑産と遜色ありません。ブドウの購入契約は面積単位で行い、収量制限も自在にコントロール。ドメーヌものとネゴシアンものを同一アペラシオン内で造る場合も、それぞれを独立して醸造・瓶詰めしています。 その徹底した哲学のもとに生み出される「フィス・エ・ペール」シリーズは、ドメーヌと同等の品質を保ちながら、より幅広くデュジャックのエレガンスを楽しめるラインとして高く評価されています。

エシェゾー グラン・クリュ 2021 / フィリップ・パカレ 価格：80,000円(税込) 容量：750ml 生産者：フィリップ・パカレ 産地：フランス／ブルゴーニュ／コート・ド・ニュイ／ヴォーヌ・ロマネ／エシェゾー 品種：ピノ・ノワール100％ タイプ：赤／フルボディ／辛口／ビオディナミ・自然派 アルコール度数：13.5% ・テイスティングノート 2021年のエシェゾーは、赤系果実の繊細な香りにスパイスやスミレ、土壌由来のミネラルが調和。口中ではピュアな果実味が伸びやかに広がり、繊細な酸とシルキーなタンニンが織りなすエレガントな骨格を備えています。熟成によってさらなる深みを見せる、比類なきグラン・クリュです。 ・相性の良い料理 鴨のロースト、仔羊の香草焼き、牛頬肉の赤ワイン煮込み、または熟成チーズ。肉料理の旨味と繊細な果実味が重なり合い、至高のマリアージュを演出します。 ・ワイナリー情報 フィリップ・パカレは「マルセル・ラピエールの甥」「プリューレ・ロックの醸造長を務めた人物」として広く知られますが、今やブルゴーニュを代表する自然派の造り手のひとりとしてその名を確立しています。 彼の原点は自然派ワインの祖とされるジュール・ショヴェに師事した経験にあり、6年間寝食を共にして哲学と精神を受け継ぎました。その精神は「ブドウ樹そのものの生命力を尊重し、その土地の個性を素直に表現すること」。 醸造は木製開放発酵槽で自然酵母による発酵を行い、伝統的な小樽で熟成。熟成中にはワインの状態と対話し、必要最小限の処置を行うなど、シンプルながら緻密なアプローチを貫いています。酸化と還元の波を見極め、樽ごと転がす独自の熟成管理など、彼ならではの方法論は科学的知識と豊富な経験に裏打ちされています。 自然と生命に敬意を払いながら、常に理想のブルゴーニュを追求し続けるリアリストであり、ナチュラリスト。それがフィリップ・パカレです。2021年のエシェゾー・グラン・クリュもまた、その情熱と哲学が詰め込まれた特別な一本です。