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シビラ 2021/カン・シャネット
¥9,800
シビラ 2021 価格:9,800円(税込) 容量:750ml 生産者:カン・シャネット(Can Xanet) 産地:スペイン/マヨルカ島 アルクディア 品種:ゴルゴリャッサ 100% タイプ:赤/ミディアムボディ/辛口 アルコール度数:12.5% 希少品種が蘇る、エレガンスを極めたマヨルカの赤 絶滅寸前だった地元品種ゴルゴリャッサを100%使用し、マヨルカ島の自然と伝統を詰め込んだ特別な1本。わずか1,666本のみ生産される、稀少性と情熱が宿るワインです。 テイスティングノート イチゴや赤スグリ、野イチゴのような可憐なベリーの香りに加え、ほのかなスパイスやフローラルなニュアンスが重なります。口当たりはしなやかで、タンニンは穏やか。控えめなアルコール感と柔らかな酸味が絶妙なバランスを保ち、余韻にはミネラルや地中海の風を思わせる清涼感も漂います。 相性の良い料理 ローストポークやグリルチキンなど、香ばしさとジューシーさのある料理とよく合います。また、ハーブを使った地中海料理やトマトベースの煮込み、セミハードタイプのチーズとも好相性です。 ワイナリー情報 カン・シャネットは2008年にマヨルカ島北部・アルクディアで創業された家族経営のワイナリー。当主ホセは世界的ホテルチェーンの経営を経て、地元マヨルカでのワイン造りに人生を捧げる決意をし、絶滅寸前だった在来品種「ゴルゴリャッサ」の復活に取り組みました。醸造にはスペイン屈指の醸造家ラウル・ペレスが関与し、自然環境と伝統を尊重した農法と手作業による丁寧な醸造が実践されています。 畑と醸造について 畑はトラムンタナ山脈の麓、ポレンサ湾を見下ろす2ヘクタールの小区画。石灰岩土壌に植樹されたゴルゴリャッサは、島特有の風“エル・エンバット”と水脈の恩恵を受け、ゆっくりと成熟します。手摘み収穫後、温度を下げてから野生酵母で自然発酵。225Lのフレンチオーク樽で12ヶ月間熟成し、新樽は一切使用していません。無清澄・軽微なフィルタリングで瓶詰めされる、自然の旨みを活かした造りです。
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エチュード “グレース・ベノア・ランチ” ピノ・ノワール 2020 / エチュード・ワイナリー
¥7,000
エチュード “グレース・ベノア・ランチ” ピノ・ノワール 2020 価格:7,000円(税込) 原産国:アメリカ・カリフォルニア(カーネロス) 品種:ピノ・ノワール100% アルコール度数:15% 熟成:フレンチオーク樽使用 タイプ:赤・辛口(ミディアムフル) 圧倒的な完成度を誇る、豊かさと気品を兼ね備えたカーネロス・ピノの象徴 完熟した果実味、複雑なスパイス香、そして重層的なテクスチャーが魅力の一本。 数々のカルトワインを手がけた伝説的醸造家トニー・ソーターが築いた「エチュード」の哲学が息づく、真のクラシック・カリフォルニア・ピノ・ノワール。 テイスティングノート ザクロやチェリー、ラズベリーといった赤系果実のアロマに、トリュフ、ブーケガルニ、落ち葉、白檀といった複雑でスパイシーなニュアンスが重なります。 口に含むと、熟した赤い果実やジャムのようなニュアンスがふくよかに広がり、土っぽい風味や洗練されたタンニンと見事に調和。古典的な「グレース・ベノア・ランチ」スタイルを体現した、熟成ポテンシャルと飲みやすさを兼ね備える逸品です。 相性の良い料理 ・豚肉のポットロースト ・ポークチョップのチェリーソース添え ・マッシュルームリゾット(トリュフソース) 畑と醸造について 使用されるブドウはすべて、カーネロス地区の自社畑「グレース・ベノア・ランチ」で栽培されたもの。冷涼な気候が特徴で、ピノ・ノワールの繊細さと複雑さを最大限に引き出します。熟成にはフレンチオークを用い、ブドウ本来の個性を損なわないよう丁寧に醸造されています。 ワイナリー情報 エチュード・ワイナリーは、数々のパーカーポイント100点ワインを世に送り出した天才醸造家トニー・ソーター氏によって設立されました。彼はアローホやシェイファー、ダラ・ヴァレなど伝説的なワイナリーで活躍した後、自らの理想を体現するためにナパ・カーネロス地区にエチュードを立ち上げました。 「エチュード(Etude)」とはフランス語で“練習曲”を意味し、「偉大なワインはヴィンヤードで始まる」という信念のもと、ブドウ栽培から醸造に至るすべてに徹底したこだわりを貫いています。 2001年にベリンジャーグループの傘下に入り、醸造設備や自社畑の整備を強化。19世紀のブランデー蒸留所を改装して醸造所とし、さらに一流畑からのブドウ調達も可能になったことで、品質は飛躍的に向上しました。 現在はジョン・プリースト氏がワインメーカーを務め、ソーター氏はアドバイザーとしてワイナリーに携わり続けています。クラフトマンシップと革新性の結晶として、今もなお進化を続けるワイナリーです。
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ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2020/スタッグス・リープ
¥8,900
ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2020 価格:8,900円(税込) 容量:750ml 生産者:スタッグス・リープ・ワイナリー 産地:アメリカ/カリフォルニア州 ナパ・ヴァレー 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 86%、プティ・ヴェルド 4%、メルロー 4%、マルベック 3%、プティ・シラー 2%、タナ 1% タイプ:赤/ミディアムボディ/辛口 アルコール度数:14.5% テイスティングノート 温かみのあるスパイスと甘いオークの香りに、ミントやセージの複雑なニュアンス。ラズベリー、レッドカラント、ブラックベリーなどの赤い果実がバニラやクローブ、シナモンスパイスと絡み合います。赤いバラやスミレの花の香りが繊細なアクセントに。口に含むと甘い赤いベリーが広がり、黒さくらんぼやブラックベリーの味わいが続きます。軽やかなボディで繊細な層が感じられ、茶葉やポプリのほのかな香りがシルキーな余韻へと導きます。 相性の良い料理 多彩な料理や社交の場に最適。赤身肉料理やグリル、熟成チーズなどと特によく合います。 ワイナリー情報 Stags’ Leap Winery(スターグスリープ・ワイナリー)は、世界中を震撼させた歴史的なブラインドテイスティング「パリスの審判」での世紀の番狂わせで一躍脚光を浴びた名門ワイナリーです。 スタッグス・リープの名は、ネイティブアメリカンの伝説に由来し、「牡鹿(stag)が谷を飛び越えて逃げた」という壮大な物語を表現しています。エチケットに描かれた牡鹿は「勇気」「雄々しさ」「躍動感」の象徴であり、その精神はワインのスタイルにも色濃く反映されています。 ワイナリーの創業は1970年。シカゴ大学の講師であったウォーレン・ウィニアルスキ氏が、先駆的なブドウ栽培者ネイサン・フェイ氏の影響を受け、この地にカベルネ・ソーヴィニヨンを植樹しスタッグス・リープ・ヴィンヤードを設立しました。当時、この地域は「カベルネ・ソーヴィニヨンには冷涼すぎる」と言われていたものの、ウォーレンはその可能性を確信。1972年に醸造所を完成させ、翌1973年にワイナリー初のワインを仕込みました。 そして1976年、全世界のワイン業界を震撼させた「パリスの審判」では、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズの“S.L.V.”カベルネ・ソーヴィニヨン1973年がフランスの五大シャトーを破り見事第1位に輝きました。このワインは若樹わずか3年目のブドウで作られたものであり、その快挙は世界中に衝撃を与え、スタッグス・リープは熱狂的なファンを生むこととなりました。 2013年には、この歴史的勝利を成し遂げた1973年のS.L.V.がスミソニアン博物館の「アメリカを作った101の物」に選ばれ、そのボトルが永久展示されています。 ワイナリーは伝統を重んじながらも革新を続け、ストレスを極力排した醸造設備を導入し、自社畑S.L.V.やFAY、アルテミスなどの葡萄を巧みにブレンド。歴代ワインメーカーの手形をモチーフにした「手印」シリーズでは、豊かな伝統と技術が結実した味わいを楽しめます。 現在もナパ・ヴァレーの中でも屈指の評価を誇り、訪れる者を歴史と革新が織りなす至高のワイン体験へと誘います。
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ブルー・ラベル 2022/フアン・ヒル
¥6,490
ブルー・ラベル 2022(Blue Label 2022 – 18 Meses) 価格:6,490円(税込) 容量:750ml 生産者:フアン・ヒル(Juan Gil) 産地:スペイン/フミーリャ(D.O. Jumilla) 品種:モナストレル(ムールヴェードル)60%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、シラー10% タイプ:赤/フルボディ/辛口 アルコール度数:15.5% テイスティングノート 黒スグリやブラックベリーなどの熟した黒系果実に、カカオやトースト、スパイス、ドライハーブといった複雑な香りが重なり合い、芳醇で深みのあるアロマがグラスから立ち上がります。口に含むと、凝縮感あふれる果実味と力強い骨格が一体となり、18ヶ月の樽熟成からくるバニラやローストの風味が見事に調和。しっかりとした酸と豊富なタンニンが、長くエレガントな余韻を支えます。樹齢55年以上の古樹由来の風格が感じられる、堂々たるトップキュヴェです。 相性の良い料理 ・ビーフステーキ 赤ワインソース ・ラムのロースト クミン風味 ・イベリコ豚のグリル ・スパイシーな煮込み料理(モロッコ風タジンなど) 凝縮感と複雑味のある味わいは、風味豊かでコクのある肉料理との相性が抜群です。余韻の長さも料理と美しい調和を見せます。 ワイナリー情報 フアン・ヒルは、1916年創業のスペイン・フミーリャ地方を代表する老舗ボデガ。現在は4代目ミゲル・ヒルのもと、伝統を守りながらも革新的なワイン造りを展開しています。フミーリャの街から約10km離れた「テルミノ・デ・アリバ(=天井の果て)」と呼ばれる海抜700mの地にセラーを構え、日照時間が非常に長く、年間降水量は300mmと少ない厳しい自然環境の中で、ストレスを受けたブドウから凝縮した果実味を引き出しています。 畑では樹齢40~55年以上の古木を含むモナストレルを中心に、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラー、プティ・ヴェルドなどのフランス系品種も栽培。痩せた石灰質土壌との相性がよく、自然と収量が制限され、凝縮感のある果実が育ちます。 醸造責任者のバルトロ・アベリャンは、「リッチでフミーリャの個性を最大限に引き出す赤を造らせればスペイン屈指」と称される名手。新樽比率90%のバリックで18ヶ月熟成された本キュヴェは、彼の技術と情熱の結晶といえる逸品です。名だたる評論家ロバート・パーカーからも「5倍の価格のボルドーに引けを取らない」と評される、驚くべき完成度とコストパフォーマンスを誇ります。
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ゴディナ 2022/モルカ
¥5,610
ゴディナ 2022 価格:5,610円(税込) 容量:750ml 生産者:モルカ(Morca) 産地:スペイン/アラゴン州 カンポ・デ・ボルハ(D.O. Campo de Borja) 品種:ガルナッチャ(グルナッシュ)100% タイプ:赤/フルボディ/辛口 アルコール度数:15% テイスティングノート ブラックベリーやプラムのコンポート、リコリスやクローブなどのスパイス、そして上質なフレンチオーク由来のバニラ香が広がる豊かなアロマ。口に含むと、甘やかでジューシーな果実味とモカのニュアンスが重なり、絹のように滑らかなタンニンが心地よく溶け込みます。完熟したガルナッチャの個性を余すことなく表現した、ピュアでバランスの取れた味わいが魅力です。 相性の良い料理 ・ラムチョップのグリル ・牛ホホ肉の赤ワイン煮込み ・ビーフシチュー ・スパイスを効かせたタパスやアヒージョ 肉の旨味を引き立てる果実味とスパイシーさが特徴で、ボリュームのある料理や香ばしい味付けによく合います。 ワイナリー情報 モルカは、スペイン・フミーリャの名門「フアン・ヒル」を率いるミゲル・ヒルによって設立されたワイナリーです。2014年、アラゴン州カンポ・デ・ボルハの地に強い可能性を感じたミゲルが、自家用ワインを造っていたジョルディ・フロスと意気投合し、プロジェクトが始動。わずか数樽のファーストヴィンテージから高い評価を受け、瞬く間に注目を集めました。 標高500〜850mに位置する鉄分豊富な粘土質土壌の畑では、古樹を含むガルナッチャをオーガニック(非認証)で栽培。自然と収量が制限され、さらに厳しい選果により10hl/haという非常に低い収量を実現しています。醸造はエル・ニドにも携わるフランク・ゴンザレスが担当し、発酵後に垂直式バスケットプレスで丁寧に搾汁、フレンチオークのバリックで15ヶ月熟成。過度な抽出を避けた醸造によって、凝縮感とエレガンスを併せ持つガルナッチャが完成します。今後ますます入手困難が予想される、注目の生産者です。
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ヴィンテージ・レッド/ドライスィアッカー
¥7,000
ヴィンテージ・レッド 価格:7,000円(税込) 容量:750ml 生産者:ドライスィアッカー 産地:ドイツ/ラインヘッセン地方 品種:ピノ・ノワール、サンクト・ラウレント タイプ:赤/ミディアムボディ/辛口 アルコール度数:13.5% テイスティングノート ほんのり茶色がかった透明感のあるルビー色。熟したラズベリーやブラックベリーといった赤・黒系果実に、紅茶やスパイス、スモーキーな香りが複雑に重なります。口当たりはなめらかで柔らかく、果実の豊かな風味が広がりながらも、綺麗に溶け込んだタンニンとほどよい酸がバランスを保っています。飲み進めるほどに、奥から現れるスパイシーなニュアンスが心地よく余韻に残り、飲みごたえと上品さを併せ持った一本です。ヴィンテージは2017年と2018年のアッサンブラージュにより、複雑で深みのある味わいに仕上げられています。 相性の良い料理 程よい熟成感と柔らかな果実味を備えたこの赤ワインは、鴨のローストや豚肉のグリル、赤ワインソースの煮込み料理と好相性。中華の北京ダックや、甘辛い醤油ベースの和食にも寄り添うバランスの良さを持っています。やや冷やしめの14〜16℃で提供すれば、果実味と酸の美しさがより際立ちます。 ワイナリー情報 ドライスィアッカー(DREISSIGACKER)は、ドイツ最大のワイン産地であるラインヘッセンにて1728年から続く長い歴史を持つワイナリーです。現オーナーのヨハン・ドライスィアッカー氏は、約20年前に家業を継承後、徐々に有機栽培への転換を図り、2019年からはビオディナミ農法に基づいた栽培を本格導入。現在では45haに及ぶ畑の全てが有機認証を取得しており、自然との共生を大切にしたブドウ栽培を実践しています。 リースリングを中心に、ピノ・ノワールやサンクト・ラウレントなど多様な品種を手がけ、テロワールの個性を反映した洗練されたワインを生み出しています。ドライスィアッカーのワインは、モダンでスタイリッシュなラベルデザインも特徴で、品質だけでなく美しさも兼ね備えたワインとして、国内外で高く評価されています。
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シャブリ テロワール・ド・シシェ 2023/パトリック・ピウズ
¥7,260
シャブリ テロワール・ド・シシェ 2023 価格:7,260円(税込) 容量:750ml 生産者:パトリック・ピウズ 産地:フランス/ブルゴーニュ・シャブリ 品種:シャルドネ 100% タイプ:白/ミディアムボディ/辛口 アルコール度数:12% テイスティングノート 青リンゴや柑橘類、白い花を思わせる繊細でフレッシュな香り。味わいは凝縮感があり、果実味とミネラル感が見事に融合し、洗練されたボリュームと緊張感が口中に広がります。テロワールの個性がしっかりと表現された一本です。 相性の良い料理 牡蠣やホタテのカルパッチョ、白身魚のムニエル、レモンやハーブを効かせた鶏肉料理、山羊のチーズなど、繊細で爽やかな料理と特に相性が良いワインです。 ワイナリー情報 カナダ・ケベック出身のパトリック・ピウズは、18歳で出会ったマーク・シャプティエをきっかけにワインの世界へ。オーストラリア、南アフリカ、イスラエルなど多くの国で経験を積み、2000年にフランス・ブルゴーニュへ移住。オリヴィエ・ルフレーヴやジャン・マリー・ギュファン、ジャン=マルク・ブロカールといった名門で学び、2008年に自身のメゾンを設立しました。 畑を所有せず、栽培家との信頼関係を築きながら、高樹齢のブドウを中心にシャブリのテロワールを最大限に表現したワインを造り続けています。彼の哲学は「本当の個性とはテロワールにある」という信念に貫かれており、1970年代以前に植樹されたブドウ樹にこだわるその姿勢が、多くのワイン愛好家に高く評価されています。
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エール・ド・リューセック 2021/シャトー・リューセック
¥6,600
エール・ド・リューセック 2021 価格:6,600円(税込) 容量:750ml 生産者:シャトー・リューセック 産地:フランス/ボルドー 品種:ソーヴィニヨン・ブラン 59%/セミヨン 41% タイプ:白/フルボディ/辛口 アルコール度数:12.5% テイスティングノート 「R de Rieussec」は、ラフィット・ロートシルト家が所有するシャトー・リューセックが手掛ける、個性豊かな辛口白ワインです。セミヨンは新樽で発酵し、ソーヴィニヨン・ブランは主にステンレスタンク、一部はオーク樽で発酵。熟成は樽とステンレスタンクで50%ずつ行われます。香りにはトロピカルフルーツ(パッションフルーツ)、白い花、アニスやフェンネルといった複雑で表現力豊かな要素が感じられ、ほのかにバターのニュアンスも。まろやかで厚みのある口当たりで、後味には心地よい苦みが残ります。 相性の良い料理 白身魚のグリル、鶏肉のハーブ焼き、海鮮のリゾット、クリーミーなパスタ料理など、バターやクリームを使った料理と相性が良いです。また、風味豊かなチーズ(カマンベールやブルーチーズなど)とも相性抜群です。 ワイナリー情報 シャトー・リューセックは、ボルドーのソーテルヌ地区に位置する格付け第1級のワイナリーで、貴腐ワインで有名です。1985年よりラフィット・ロートシルト家が所有しており、品質改革を進め、醸造設備や樽庫の刷新、厳格な収量制限など、品質向上に向けた努力を惜しまない姿勢を貫いています。ワイン造りには妥協せず、特に優れた年にはグランヴァンを造らず、すべてセカンドワイン以下として出荷することもあります。絶妙なバランスで蜜のような香りと樽香が広がる、特別なワインです。
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ピノ・ノワール モンターニュ・デ・ロゼ 2023/アメリー&シャルル・スパー
¥11,000
ピノ・ノワール モンターニュ・デ・ロゼ 2023 価格:11,000円(税込) 容量:750ml 生産者:アメリー&シャルル・スパー 産地:フランス/アルザス 品種:ピノ・ノワール 100% タイプ:赤/ミディアムボディ/辛口 アルコール度数:12% テイスティングノート ルビーレッドの透明感ある色調。香りにはバラやスミレの華やかさ、ラズベリーやチェリーといったレッドベリー系果実のフレッシュさが広がります。味わいは繊細かつ緻密で、果実味と酸、そしてきめ細やかなタンニンが見事に調和し、バランスの取れたミディアムボディに仕上がっています。 相性の良い料理 鴨のロースト、鶏肉の赤ワイン煮、茸のソテー、ハーブを使った白身肉料理など、香り高く繊細な味付けの料理とよく合います。ワインの優雅な香りとテクスチャーが料理の風味を引き立てます。 ワイナリー情報 シャルル・スパーはアルザスで8代続くワイン生産家の後継者であり、2010年からオーガニック、2014年からビオディナミ農法を実践。2017年にはエコサートとデメターの認証も取得し、現在は妻アメリーと共に20haの畑を所有しています。そのうち10haはアルザスを代表するグラン・クリュ畑で、Schoenenbourg、Hengst、Brand、Mambourgなどを含みます。全房発酵、自然酵母、馬による耕作といったナチュラルな手法を貫きつつ、ワイン造りに対する鋭い感性と情熱で国内外から注目を集めている生産者です。
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バルバレスコ 2020/プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ
¥6,500
バルバレスコ / プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ 2020 価格:6,500円(税込み) 容量:750ml 生産者:プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ 産地:イタリア/ピエモンテ州 DOCG バルバレスコ 品種:ネッビオーロ100% タイプ:赤/フルボディ アルコール度数:14.5% ネッビオーロの美と力を凝縮した、バルバレスコの真髄。協同組合の枠を超えた、世界屈指の名門が贈る王道クラシック。 「王のワイン」と称されるバローロに対し、「女王のワイン」と称されるバルバレスコ。そのバルバレスコにおいて、最も信頼される造り手の一つがプロドゥットーリ・デル・バルバレスコです。教会の司祭の呼びかけで設立されたこの協同組合は、54の農家から成り、伝統を重んじながらも高い品質基準を守り続けています。世界中のワイン愛好家を魅了してきた、格調高きネッビオーロの味わいがここにあります。 テイスティングノート 鮮やかに香る赤系果実に、クローブや黒胡椒のようなスパイシーなニュアンスが重なり、土やタバコ、バラの花弁といったネッビオーロ特有の深い香りが立ち上がります。味わいはしっかりとしたタンニンと高い酸が印象的で、構造がありながらもエレガント。熟成によってさらに複雑さが増すポテンシャルを秘めており、20~25年の熟成にも耐えうる力強さを備えています。 相性の良い料理 ラムのロースト、ジビエ、サルシッチャなどの肉料理と抜群の相性を見せます。熟成が進んだバルバレスコには、トリュフを使った料理や熟成チーズ(タレッジョ、ペコリーノなど)も好適。手打ちパスタとの組み合わせもピエモンテらしい一皿に仕上がります。 畑と醸造について 標高200~400mに位置する南〜東向きの畑に植えられた樹齢7年以上のネッビオーロを使用。土壌はカルシウムに富んだ石灰・粘土の混じる砂礫土壌。果皮と共に28℃で24~30日間発酵させ、マロラクティック発酵後は大型のスラヴォニアンオーク製カスクで24か月間熟成されます。これにより、ネッビオーロの力強さと繊細さの両面が見事に引き出されます。 ワイナリー情報 世界最高峰の協同組合、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコの矜持。 1958年に設立されたプロドゥットーリ・デル・バルバレスコは、世界でも類を見ない品質重視の協同組合として知られています。厳格な基準のもと収穫されたブドウのみが使用され、丁寧な運搬や選果を経て醸造に至ります。特に優れた年には9つのクリュから単一畑リゼルヴァをリリースし、その味わいはしばしばボルドーのグランヴァンにも匹敵すると評されます。 設立以来、クラシックなスタイルを堅持しながらも、現代的な安定した品質を提供し続けており、ロバート・パーカーからも「世界のどの協同組合よりも高水準」との評価を受けています。真に“地元密着型の偉大な生産者”の代表格といえる存在です。
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ミネルヴォワ ロー・ド・ラ・ヴィー 2021/ドメーヌ・アンヌ・グロ & ジャン・ポール・トロ
¥5,100
ミネルヴォワ ロー・ド・ラ・ヴィー 2021 価格:5,100円(税込) 容量:750ml 生産者:ドメーヌ・アンヌ・グロ & ジャン・ポール・トロ 産地:フランス/ラングドック・ミネルヴォワ 品種:シラー 100% タイプ:赤/ミディアムフルボディ/辛口 アルコール度数:14% テイスティングノート クリスタルのように輝く透明感のあるルビー色。香りにはスミレやブルーベリー、リコリスといった華やかで深みのあるアロマに、スパイシーなハーブのニュアンスが折り重なります。味わいはピュアで瑞々しく、若木由来のフレッシュな果実味が全体を支配しながらも、酸とミネラル感が見事に調和。南仏ワインとは思えないほどのエレガンスと焦点の定まった印象を持ち、口当たりは柔らかく洗練された印象を与えます。 相性の良い料理 グリルした鴨や仔羊のロースト、ラタトゥイユ、黒胡椒を効かせた豚肉料理など、スパイスやハーブを活かした料理との相性が抜群です。また、ブルーベリーソースを添えた鶏肉や鴨料理など、果実のアクセントを効かせた一皿とも美しく調和します。 ワイナリー情報 「ブルゴーニュの名門が南仏で挑む、新たな“生命の水”の物語」 ドメーヌ・アンヌ・グロ & ジャン・ポール・トロは、ブルゴーニュの名門グロ家の中でも高い人気を誇るアンヌ・グロが、夫のジャン・ポール・トロと共に南フランスの地で立ち上げたプロジェクトです。舞台はミネルヴォワ地区カゼル南部、レク・デル・ヴィ(オクシタン語で「生命の水」)と呼ばれる標高220mの粘土石灰質土壌に広がる2haの区画。ここで2008年に植えられた若いシラーから、ブルゴーニュ仕込みのエレガンスと南仏の力強さを見事に融合させたワインを生み出しています。 「L’O de la Vie(ロー・ド・ラ・ヴィー)」という名前は、区画名とフランス語で「水」を意味する“Eau(オー)”の発音をかけたもので、自然の恵みと生命の尊さを表現しています。南仏の太陽と風土を生かしながら、ブルゴーニュ譲りの緻密な栽培と醸造が反映された、まさに“究極の南仏ワイン”と言える逸品です。
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ボジョレー・ヴィラージュ 2020/メゾン・ルロワ
¥5,400
メゾン・ルロワ ボジョレー・ヴィラージュ 2020 容量:750ml 生産者:メゾン・ルロワ 産地:フランス・ブルゴーニュ地方(ボジョレー) 品種:ガメイ100% タイプ:赤ワイン/辛口/ミディアムボディ アルコール度数:13% 評価:ジェームス・サックリング 92点 この「ボジョレー・ヴィラージュ 2020」は、ガメイ種の持つフレッシュな果実味を最大限に引き出した1本。ダークチェリーやクランベリーのような赤系果実の香りに、しなやかで美しい酸、そしてミネラル感が加わり、全体をエレガントにまとめています。口当たりはやわらかく、きめ細かいタンニンとともに、純粋で洗練された印象を残します。 ワイン評論家ジェームス・サックリング氏より92点の高評価を獲得し、「このアペラシオンにして非常に洗練されたスタイル。今すぐ楽しめる」とコメント。クラシック感ある味わいでありながら、親しみやすさも持ち合わせた、まさに“上質な日常”にぴったりのワインです。 相性の良い料理 軽く冷やしてお楽しみいただくと、果実の瑞々しさが際立ちます。ハーブ香るローストチキンや、チーズ、きのこを使った料理などとも好相性。ギフトにも最適な1本です。 ●偉大な女性醸造家が手がける、比類なきボジョレー ブルゴーニュを代表する名門「ルロワ」は、1868年にオーセイ・デュレス村でネゴシアンとして創業しました。1942年には「D.R.C.(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)」の共同経営者となり、その品質向上に大きく貢献。現在は伝説的な女性醸造家「ラルー・ビーズ・ルロワ(マダム・ルロワ)」がその手腕を発揮し、ドメーヌ・ルロワおよびメゾン・ルロワを通じて、世界屈指のワインを生み出し続けています。 マダム・ルロワは、ブルゴーニュでもいち早くビオディナミ農法を導入した先駆者でもあり、「ワインの個性は畑が決定する」という哲学のもと、極限まで収量を抑え、テロワールの本質を追求。彼女は一日に50〜100種類のテイスティングを行うとされ、卓越した審美眼と鋭い味覚によって、ワインの完成度を高め続けています。 ワイナリー情報 「メゾン・ルロワ」は、いわゆるネゴシアン(ワイン商)ですが、一般的なブドウ買い付け型とは一線を画します。マダム・ルロワは、マロラクティック発酵前のワインをブラインドで試飲し、品質が十分に高いと認めたものだけを購入。その後、自社の熟成セラーでじっくりと飲み頃まで寝かせ、最適なタイミングで出荷されます。 こうして世に送り出されるワインは、単なる流通品ではなく、マダム・ルロワの目と舌で選び抜かれた「作品」です。 同社はまた、ブルゴーニュ最大規模のバックヴィンテージコレクションを所有し、1622年のカーヴに眠る200万本以上のワインは、ルロワ社の歴史と信頼の証とも言えるでしょう。 マダム・ルロワが選び、仕立て、送り出す——その1本の背景には、歴史と信念、そして妥協のない情熱が詰まっています。 名門が生んだ贅沢なボジョレー・ヴィラージュを、ぜひこの機会にお楽しみください。
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ザ・ステディング 2019 / トルブレック
¥6,600
Torbreck The Steading(トルブレック・ザ・ステディング) 価格:6,600円(税込) 容量:750ml 生産者:トルブレック 産地:オーストラリア/南オーストラリア州/バロッサ・ヴァレー 品種:グルナッシュ 52%、シラーズ 25%、ムールヴェドル 23% タイプ:赤ワイン/ミディアムボディ/辛口 アルコール度数:15% テイスティングノート 世界屈指の古樹が育つ銘醸地バロッサ・ヴァレーで、南フランス・シャトーヌフ・デュ・パプを思わせる魅力を備えた一本。深みのある赤レンガ色の外観に、スミレやスターアニス、甘草、ブラックオリーブ、アジアン・スパイスなどの複雑なアロマが重なります。口に含めば、黒系果実のジューシーさと滑らかな舌触りが広がり、心地よい酸としなやかなタンニンが美しく調和。大地の風味とピュアな果実味が幾重にも重なり、奥行きのある味わいを生み出しています。 シルキーで優雅な味わいは、ブラインド・テイスティングでシャトーヌフ・デュ・パプと間違われるほどの完成度。今飲んでも十分楽しめますが、5〜10年の熟成も可能な高いポテンシャルを秘めています。 相性の良い料理 ワインの厚みと複雑さを活かすなら、16〜18℃程度に軽く温度を戻してから。グリルしたラムや牛肉の赤ワイン煮込み、スパイスの効いたアジアン料理とも好相性です。特別なディナーや、ワイン好きの方へのギフトにも最適な1本です。 ● バロッサの大地から生まれた、エレガンスと力強さの融合 「世界で最も素晴らしいワインの造り手の一人」——ワイン評論家ロバート・パーカー氏が絶賛する、オーストラリア屈指のワイナリーがこの《トルブレック》です。 ワイナリー情報 創業者デイヴィッド・パウエル氏は、スコットランドの森「トルブレック」での出会いをきっかけにワインの道へ。独学でワインを学び、南仏ローヌ地方のスタイルに強く影響を受けた彼は、1994年にバロッサ・ヴァレーでワイン造りを開始。以来、古樹のブドウから造られる凝縮感あふれるワインで一躍世界的な名声を獲得しました。 「The Steading(ステディング)」という名は、スコットランドで納屋や家畜小屋などを意味する言葉で、異なる個性を持つ3種のブドウ(グルナッシュ、シラーズ、ムールヴェドル)を絶妙にブレンドすることで、力強さとしなやかさ、複雑味と親しみやすさが共存する、まさに“理想の赤ワイン”を体現しています。 繊細さと力強さを兼ね備えた、オーストラリアワインの真髄を味わえる贅沢な一本。トルブレックの魅力が詰まったこの「ザ・ステディング」を、ぜひこの機会にご堪能ください。
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カザ・デ・アタライア レゼルヴァ 2013
¥7,800
Casa de Atalaia reserva 2013(カザ・デ・アタライア レゼルヴァ 2012) 価格:7,800円(税込) 容量:750ml 生産者:カザ・デ・アタライア 産地:ポルトガル/ペニンシュラ・デ・セトゥーバル 品種:トゥリガ・ナショナル、シラー タイプ:赤ワイン/フルボディ/辛口 アルコール度数:14% - 約12年の時を経た、熟成の極み - 長い年月を丁寧に熟成され、今まさに“飲み頃”を迎えた逸品。熟成ワインはその時々の自然条件や管理体制によって仕上がりが大きく変わり、二度と同じものは生まれない唯一無二の存在。 ブラックベリーのジャミーな熟成感、スパイス、ウッド、トーストといった複雑で奥行きあるアロマが広がり、タンニンは12年の熟成を経てすっかり丸みを帯び、驚くほどなめらか。重たさを感じさせないエレガントな口当たりと、心地よい余韻が長く続きます。 - おすすめの楽しみ方 - 温度は16〜18℃が最適。鴨のオレンジソースや、鶏すきなどの旨味のある料理との相性は抜群です。ゆったりとしたディナータイムに、会話と共にお楽しみください。 ● トゥリガ・ナショナルという“未来の古典” ポルトガルを代表する黒ブドウ「トゥリガ・ナショナル」。耐暑性に優れ、温暖化の影響を受けにくいことから、近年ではフランスやその他ヨーロッパ諸国でも注目され、DOCワインにも採用されるなど、国際的な評価も高まっています。 この品種は熟成との相性が非常に良く、しっかりとした骨格と高いポリフェノールを有しており、長期熟成を経てこそ本領を発揮。その特徴が最大限に引き出された本ワインは、まさに“時間が育んだ芸術品”と言えるでしょう。 ● リゾートのようなワイナリーから届けられる、物語を紡ぐ1本 カザ・デ・アタライアは、海に囲まれたセトゥーバル半島に位置する、美しい自然と調和したワイナリー。ワイン造りはもちろんのこと、ウェディングなども行われるリゾートのような施設も併設されています。 この熟成ワインが眠っていたのも、そんな美しい環境の中。13年という年月を経た今、その味わいはまさに“記憶とともに味わうワイン”。ボトルを開けるその瞬間、あなたの13年前の記憶もそっと蘇るかもしれません。 時を超えて届いた、ロマンあふれる一本。この機会にぜひ、あなたの“今”と“過去”をつなぐ特別な一杯をお楽しみください。
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マザーシップ シュナン・ブラン 2022 / ステレンラスト アーティソンズ
¥5,500
ステレンラスト アーティソンズ マザーシップ シュナン・ブラン 2022 価格:5,500円(税込) 容量:750ml 生産者:ステレンラスト 生産地:南アフリカ/ステレンボッシュ、ボタラリー・ヒルズ ブドウ品種:シュナン・ブラン100% ワインタイプ:白・辛口 アルコール度数:14% 完熟果実の甘みと酸が織りなす、豊潤な南アフリカの傑作。 南アフリカの名門ワイナリー、ステレンラストが誇るフラッグシップ・キュヴェ、「アーティソンズ マザーシップ シュナン・ブラン」。完熟したシュナン・ブランの果実味と、それを引き締める美しい酸のコントラストが、この1本に凝縮されています。造り手の想いが伝わるような、リッチでエレガント、唯一無二の個性を持つワインです。 テイスティングノート グラスに注ぐと、白桃や熟した梨、飴細工のようなキャンディの香りが立ちのぼります。口に含むと、厚みのあるボディとともに、フレッシュでありながら豊潤な果実味が広がり、それをしっかりとした酸が支えます。余韻は長く、しっとりとしたリッチさが印象的です。酸と甘みのバランスの妙により、単なる白ワインの枠を超えた存在感を放っています。 相性の良い料理 グリルした魚やシーフード全般、クリームソースの料理、タイのグリーンカレーやスパイス料理など、アジア系の味付けとも好相性。多彩な料理と調和しながらも、ワイン自体の個性がしっかりと主張します。 畑と醸造について ボタラリー・ヒルズに位置する畑は、1964年に植樹された古木のブッシュヴァイン。土壌は分解した花崗岩で構成され、豊かなミネラル分をワインに与えます。収穫後は6〜12時間のスキンコンタクトののち、大樽とコンクリート製の卵型タンクで自然発酵。そのまま12ヶ月間熟成し、複数ロットをブレンドして瓶詰めされます。添加物は最小限に抑え、ブドウ本来の力を最大限に活かした醸造がなされています。 ワイナリー情報 Stellenrust(ステレンラスト) 1928年創業の家族経営ワイナリー。南アフリカ・ステレンボッシュ地区にて400haに及ぶ広大な畑を所有し、特にシュナン・ブランとピノタージュ、シラーズを得意とします。ヘルダーバーグとボタラリーという2つの重要なサブリージョンに畑を持ち、テロワールを活かした多様なワインを生み出しています。 2010年からすべてのワインをフェアトレード認証に登録し、高品質で持続可能な生産を実現。2012年ロンドン・オリンピックでは公式ワインとして採用され、ネルソン・マンデラ元大統領の誕生日会にも提供された実績を持つ、南アフリカを代表するワイナリーの一つです。
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ワイルド ソーヴィニヨン 2022 / グレイワッキ
¥5,480
ワイルド ソーヴィニヨン 2022 / グレイワッキ 価格:5,480円(税込) 容量:750ml 生産者:グレイワッキ 生産国:ニュージーランドマールボロ ヴィンテージ:2022年 品種:ソーヴィニヨン・ブラン 100% タイプ:白 辛口 アルコール度数:13.5% 野生酵母が描く、果実と大地の物語 クラウディ・ベイの伝説的醸造家が手がける、ソーヴィニヨン・ブランの新たな表現。 ニュージーランドを代表するワイナリー、グレイワッキが送り出す「ワイルド ソーヴィニヨン」は、クラウディ・ベイの初代チーフワインメーカー、ケヴィン・ジュッドが独立後に手がけた野心作。自然な造りを大切にし、完熟したソーヴィニヨン・ブランを野生酵母によって発酵させ、フレンチオークのバリックで熟成。ソーヴィニヨン・ブランに新たな深みと複雑さを加えた、唯一無二のスタイルです。 2022年ヴィンテージは、ワイン・アドヴォケイト95点、デカンタ誌94点、ジェームズ・サックリング94点と、世界的にも極めて高い評価を獲得しています。 テイスティングノート グラスから立ちのぼるのは、ライチやマンゴー、ホワイトフローラルの華やかなアロマ。さらにタイムやタラゴンなどのハーブのニュアンスが層をなし、奥行きのある香りに仕上がっています。 味わいは非常に複雑かつ豊かで、グーズベリーのコンポートやタンジェロのメレンゲ、亜麻仁やラノリン、サンダルウッドといった多彩な要素が広がります。しっかりとした骨格に、明るい酸と塩味のタッチが加わり、余韻の長いエレガントな仕上がりを見せます。 相性の良い料理 このソーヴィニヨン・ブランは、その複雑でリッチな味わいから、シンプルな素材の良さを引き立てる料理や、風味豊かなソースとの組み合わせがおすすめです。 ・白身魚のカルパッチョ ・タイムとレモンで焼いたローストチキン ・ゴートチーズとハーブのサラダ ・アスパラガスとパルミジャーノのリゾット シャルドネ愛好家の方にも響く、奥行きのある味わいをぜひお楽しみください。 畑と醸造について ブドウはマールボロのサザン・ヴァレーズおよびワイラウ・プレインズ中央部にある、ウッドボーン、レンウィック、ラパウラといった畑から収穫されています。これらの畑はグレイワック(灰色岩)を含む沖積堆積土壌が特徴で、ワインに豊かなミネラル感と複雑さをもたらします。 醸造はすべて野生酵母による自然発酵。低温でのコールドセッティングの後、フレンチオークのバリックで発酵、その約3分の2がマロラクティック発酵を経て、6ヶ月間澱とともに熟成されます。人の手を最小限にとどめることで、土地の個性をそのまま反映したワインが完成します。 ワイナリー情報 グレイワッキは、クラウディ・ベイ創設期から約25年間、チーフワインメーカーとして活躍したケヴィン・ジュッドが2009年に立ち上げたワイナリーです。ブランド名の「グレイワッキ」は、マールボロ地方の土壌に広く見られる灰色岩から取られており、テロワールとの結びつきを象徴しています。 彼のワイン造りは、「自然なアプローチ」と「土地の声に耳を傾けること」。グレイワッキのワインは、エレガントでテクスチャー豊か、そして奥行きのある味わいで、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの新たな基準を打ち立てました。
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マルサネ レ シャンプサロモン 2022 /ドメーヌ コロット
¥5,980
SOLD OUT
現オーナーのフィリップ・コロットは一度醸造学校に通ったものの1982年にドメーヌを大きくし始め瓶詰を始めた父親を手伝う為16歳で学校を中退しドメーヌを手伝い始めました。 フィリップは1990年に父親が引退すると同時にドメーヌを継ぎます。 現在コロットは計12haの畑を管理しており、全ての畑ではリュット・レゾネ(減農薬農法)を実践し、これ以上畑仕事の質を落としたくないという理由からチャンスが無い限りは畑を広げる気はありません。 現在生産量の60%は瓶詰めを行いドメーヌ・コロットのラベルでリリース。そして残りの40%はネゴシアンに販売されております。またドメーヌ・コロットの特筆すべき点に自社のラボラトリーを備えておりワインが科学的、そして微生物学的に安定しているかの確認ができます。 基本的な事ですが、万が一ワインに問題が発生した際にも対処が早く安定した品質のワインを産み出す礎となっております。こうした様々な努力が積み重なり、今や世界中からオファーの絶えない生産者となりました。 英字名 Marsannay Les Champsalomon ワイナリー名 ドメーヌ コロット(詳細はこちら) 内容量 750ml 品 種 ピノ ノワール 産 地 フランス・ブルゴーニュ・コート ド ニュイ・マルサネ カテゴリー マルサネAOC タイプ 赤
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キュヴェ シネマ ピノ・ノワール 2020/クリスタルム
¥9,650
キュヴェ シネマ ピノ・ノワール 2020/クリスタルム 価格:9,650円(税込) 容量:750ml 生産者:クリスタルム 産地:南アフリカ ヘメル・アン・アード・リッジ 品種:ピノ・ノワール100% タイプ:赤・辛口 アルコール度数:14% 映画の風景から命名された、極上のシングル・ヴィンヤード・ピノ・ノワール ナポレオンの生涯を描いた映画の撮影地としても知られる、美しい風景に囲まれた単一畑から生まれたキュヴェ「Cinema(シネマ)」。このピノ・ノワールは、南アフリカ随一の冷涼産地ヘメル・アン・アード・リッジ地区の中でも特に涼しい風が吹き抜ける東向きの区画に植えられたブドウから造られます。造り手は、南アフリカの若き天才、ピーター・アラン・フィンレイソン。圧倒的なテロワール表現と繊細な醸造で、世界中のピノ・ファンを魅了する1本です。 テイスティングノート グラスに注ぐと、鮮やかなルビー色。香りにはサクランボや野イチゴ、ザクロ、オレンジピール、ムスクが複雑に広がります。味わいには熟したラズベリーの果実味がふくよかに現れ、時間の経過とともに湿った森の土や樹皮のようなニュアンスが層をなして感じられます。フィニッシュでは、サクランボやピンクペッパーの爽やかなアクセントと共に、微かな塩味が長く持続。静けさの中にエネルギーを秘めたような、奥深い味わいが魅力です。 相性の良い料理 ・鴨のロースト 赤ワインソース ・マグロのたたき 香味野菜添え ・ポルチーニのリゾット ・鶏レバーのパテとトースト 複雑で深みのある味わいは、旨味のしっかりした料理やジビエとの相性が抜群。温かい料理とともに、ゆったりと時間をかけて楽しんでいただきたいワインです。 畑と醸造について 使用するブドウは、粘土質と頁岩土壌に植えられた区画から収穫され、全房比率60%で仕込まれています。発酵は自然酵母にて31日間、開放式ステンレスタンクで行われ、その後、厳選されたフランス・ブルゴーニュ産のオーク樽(新樽25%)で11ヶ月間熟成。醸造においては不干渉主義を徹底し、SO2の使用は最低限に抑え、無濾過・無清澄で瓶詰めされます。 ワイナリー情報 2007年創業。南アフリカ・ウォーカーベイにある「ブシャール・フィンレイソン」家の三代目、ピーター・アラン・フィンレイソンが手がけるワイナリーです。彼は「素晴らしいワインは醸造所ではなく畑で生まれる」という哲学のもと、環境に配慮したサステナブルな栽培を実践し、すべてのキュヴェでテロワールを最大限に引き出しています。国内外での評価は極めて高く、Tim Atkinによる格付けでは常に1級にランクされる実力派。南アフリカのピノ・ノワールの新たな高みを体現する、唯一無二の生産者です。
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ジ・アグネス・シャルドネ 2022/クリスタルム
¥7,700
SOLD OUT
キュヴェ名「Agnes/アグネス」とは、当主ピーター・アランの曾祖母Agnes Floydにちなんで名付けられました。彼女は14歳の時に南アフリカに移民として渡ってきましたが、ケープタウンの街で最初に運転免許証を取得した女性として有名で、彼女の持つパワフルさとしなやかさを反映するようなワイン造りを目指しています。 また全てのキュヴェにおいて、SO2の使用は最低限且つ適正量に抑えられ、無濾過、無清澄で瓶詰されます。 ライムや白桃、ライチ、パパイヤなどの芳醇なフルーツのアロマに加えて、ジャスミンの花やレモングラスの香りがさらに奥行きを与えています。レモンタルトやバタースコッチ、ハチミツのような味わいが、瑞々しくも凛とした緊張感のあるミネラルと酸を優しく包み込み、美しいフィニッシュへといざないます。 2028年以降も熟成が可能で、銘醸地ウォーカー・ベイの魅力全開の仕上がり。
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キュヴェ シネマ ピノ・ノワール 2022 / クリスタルム
¥9,650
キュヴェ シネマ ピノ・ノワール 2022/クリスタルム 価格:9,650円(税込) 容量:750ml 生産者:クリスタルム 産地:南アフリカ ヘメル・アン・アード・リッジ 品種:ピノ・ノワール100% タイプ:赤・辛口 アルコール度数:14% 映画の風景から命名された、極上のシングル・ヴィンヤード・ピノ・ノワール ナポレオンの生涯を描いた映画の撮影地としても知られる、美しい風景に囲まれた単一畑から生まれたキュヴェ「Cinema(シネマ)」。このピノ・ノワールは、南アフリカ随一の冷涼産地ヘメル・アン・アード・リッジ地区の中でも特に涼しい風が吹き抜ける東向きの区画に植えられたブドウから造られます。造り手は、南アフリカの若き天才、ピーター・アラン・フィンレイソン。圧倒的なテロワール表現と繊細な醸造で、世界中のピノ・ファンを魅了する1本です。 テイスティングノート グラスに注ぐと、鮮やかなルビー色。香りにはサクランボや野イチゴ、ザクロ、オレンジピール、ムスクが複雑に広がります。味わいには熟したラズベリーの果実味がふくよかに現れ、時間の経過とともに湿った森の土や樹皮のようなニュアンスが層をなして感じられます。フィニッシュでは、サクランボやピンクペッパーの爽やかなアクセントと共に、微かな塩味が長く持続。静けさの中にエネルギーを秘めたような、奥深い味わいが魅力です。 相性の良い料理 ・鴨のロースト 赤ワインソース ・マグロのたたき 香味野菜添え ・ポルチーニのリゾット ・鶏レバーのパテとトースト 複雑で深みのある味わいは、旨味のしっかりした料理やジビエとの相性が抜群。温かい料理とともに、ゆったりと時間をかけて楽しんでいただきたいワインです。 畑と醸造について 使用するブドウは、粘土質と頁岩土壌に植えられた区画から収穫され、全房比率60%で仕込まれています。発酵は自然酵母にて31日間、開放式ステンレスタンクで行われ、その後、厳選されたフランス・ブルゴーニュ産のオーク樽(新樽25%)で11ヶ月間熟成。醸造においては不干渉主義を徹底し、SO2の使用は最低限に抑え、無濾過・無清澄で瓶詰めされます。 ワイナリー情報 2007年創業。南アフリカ・ウォーカーベイにある「ブシャール・フィンレイソン」家の三代目、ピーター・アラン・フィンレイソンが手がけるワイナリーです。彼は「素晴らしいワインは醸造所ではなく畑で生まれる」という哲学のもと、環境に配慮したサステナブルな栽培を実践し、すべてのキュヴェでテロワールを最大限に引き出しています。国内外での評価は極めて高く、Tim Atkinによる格付けでは常に1級にランクされる実力派。南アフリカのピノ・ノワールの新たな高みを体現する、唯一無二の生産者です。
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マバレル ピノ・ノワール 2022/クリスタルム
¥9,650
マバレル ピノ・ノワール 2022/クリスタルム 価格:9,650円(税込) 容量:750ml 産地:南アフリカ エランズクルーフ(W.O. Elandskloof) 品種:ピノ・ノワール 100% 味わいのタイプ:赤・辛口 アルコール度数:13.5% 伝説の少女の名を冠する、気品あふれる冷涼地ピノ・ノワール 「マバレル」は、南アフリカに古くから語り継がれる伝説の少女を題材にした詩からインスピレーションを得て命名されたキュヴェです。2013年の初ヴィンテージから現在に至るまで、このワインはクリスタルムのラインナップの中でも特に「女性的でエレガントなピノ・ノワール」として知られ、洗練された美しさを求める多くの愛好家の心を掴んできました。 テイスティングノート グラスに注ぐと、八角やキノコ類、バラの花といったアロマが豊かに立ち上り、奥行きある香りが広がります。味わいは、スモモや赤スグリ、プラムの濃密な果実味を中心に、ルバーブやトマトの葉のようなニュアンスが顔をのぞかせます。これらの要素が土壌由来のミネラル感と調和し、洗練された骨格を形成。全体として非常にバランスが取れており、フィニッシュにはドライかつスパイシーな余韻が長く続きます。華やかさと静謐さが共存する、まさに“詩的”とも呼ぶべきピノ・ノワールです。 相性の良い料理 ・鴨胸肉のロースト 赤ワインとベリーのソース ・ポルチーニや舞茸のリゾット ・ハーブローストチキンとトマトのコンフィ ・軽めの羊料理やジビエ 香り高く、酸とスパイスのバランスが整ったこのワインは、きのこ類やベリー系、トマトやハーブなど、複雑な香味を持つ食材と見事に調和します。 畑と醸造について 使用されるブドウは、「カイマンスハット(Kaaimansgat)」と呼ばれる単一畑に由来し、アフリカーンス語で「ワニの隠れ家」を意味します。標高700mの険しい山岳地帯に位置し、冬には山頂に雪が積もるほどの冷涼な環境。眼下には小川が流れ、自然の恵みが凝縮された特別な場所です。非常に冷涼な気候ゆえ、茎まで完全に熟すことが難しく、収穫は毎年クリスタルムの中で最も遅い時期に行われます。 醸造は除梗100%、全房発酵は行わず、野生酵母による自然発酵を29日間ステンレスタンクで実施。マセラシオン(醸し)は14日間行われ、熟成はブルゴーニュ産の樽にて11カ月間。新樽比率は20%に抑えることで、果実味とテロワールを最大限に引き出しています。 ワイナリー情報 2007年創業。南アフリカ・ウォーカーベイにある「ブシャール・フィンレイソン」家の三代目、ピーター・アラン・フィンレイソンが手がけるワイナリーです。彼は「素晴らしいワインは醸造所ではなく畑で生まれる」という哲学のもと、環境に配慮したサステナブルな栽培を実践し、すべてのキュヴェでテロワールを最大限に引き出しています。国内外での評価は極めて高く、Tim Atkinによる格付けでは常に1級にランクされる実力派。南アフリカのピノ・ノワールの新たな高みを体現する、唯一無二の生産者です。