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シビラ 2021/カン・シャネット
¥9,800
シビラ 2021 価格:9,800円(税込) 容量:750ml 生産者:カン・シャネット(Can Xanet) 産地:スペイン/マヨルカ島 アルクディア 品種:ゴルゴリャッサ 100% タイプ:赤/ミディアムボディ/辛口 アルコール度数:12.5% 希少品種が蘇る、エレガンスを極めたマヨルカの赤 絶滅寸前だった地元品種ゴルゴリャッサを100%使用し、マヨルカ島の自然と伝統を詰め込んだ特別な1本。わずか1,666本のみ生産される、稀少性と情熱が宿るワインです。 テイスティングノート イチゴや赤スグリ、野イチゴのような可憐なベリーの香りに加え、ほのかなスパイスやフローラルなニュアンスが重なります。口当たりはしなやかで、タンニンは穏やか。控えめなアルコール感と柔らかな酸味が絶妙なバランスを保ち、余韻にはミネラルや地中海の風を思わせる清涼感も漂います。 相性の良い料理 ローストポークやグリルチキンなど、香ばしさとジューシーさのある料理とよく合います。また、ハーブを使った地中海料理やトマトベースの煮込み、セミハードタイプのチーズとも好相性です。 ワイナリー情報 カン・シャネットは2008年にマヨルカ島北部・アルクディアで創業された家族経営のワイナリー。当主ホセは世界的ホテルチェーンの経営を経て、地元マヨルカでのワイン造りに人生を捧げる決意をし、絶滅寸前だった在来品種「ゴルゴリャッサ」の復活に取り組みました。醸造にはスペイン屈指の醸造家ラウル・ペレスが関与し、自然環境と伝統を尊重した農法と手作業による丁寧な醸造が実践されています。 畑と醸造について 畑はトラムンタナ山脈の麓、ポレンサ湾を見下ろす2ヘクタールの小区画。石灰岩土壌に植樹されたゴルゴリャッサは、島特有の風“エル・エンバット”と水脈の恩恵を受け、ゆっくりと成熟します。手摘み収穫後、温度を下げてから野生酵母で自然発酵。225Lのフレンチオーク樽で12ヶ月間熟成し、新樽は一切使用していません。無清澄・軽微なフィルタリングで瓶詰めされる、自然の旨みを活かした造りです。
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ブルー・ラベル 2022/フアン・ヒル
¥6,490
ブルー・ラベル 2022(Blue Label 2022 – 18 Meses) 価格:6,490円(税込) 容量:750ml 生産者:フアン・ヒル(Juan Gil) 産地:スペイン/フミーリャ(D.O. Jumilla) 品種:モナストレル(ムールヴェードル)60%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、シラー10% タイプ:赤/フルボディ/辛口 アルコール度数:15.5% テイスティングノート 黒スグリやブラックベリーなどの熟した黒系果実に、カカオやトースト、スパイス、ドライハーブといった複雑な香りが重なり合い、芳醇で深みのあるアロマがグラスから立ち上がります。口に含むと、凝縮感あふれる果実味と力強い骨格が一体となり、18ヶ月の樽熟成からくるバニラやローストの風味が見事に調和。しっかりとした酸と豊富なタンニンが、長くエレガントな余韻を支えます。樹齢55年以上の古樹由来の風格が感じられる、堂々たるトップキュヴェです。 相性の良い料理 ・ビーフステーキ 赤ワインソース ・ラムのロースト クミン風味 ・イベリコ豚のグリル ・スパイシーな煮込み料理(モロッコ風タジンなど) 凝縮感と複雑味のある味わいは、風味豊かでコクのある肉料理との相性が抜群です。余韻の長さも料理と美しい調和を見せます。 ワイナリー情報 フアン・ヒルは、1916年創業のスペイン・フミーリャ地方を代表する老舗ボデガ。現在は4代目ミゲル・ヒルのもと、伝統を守りながらも革新的なワイン造りを展開しています。フミーリャの街から約10km離れた「テルミノ・デ・アリバ(=天井の果て)」と呼ばれる海抜700mの地にセラーを構え、日照時間が非常に長く、年間降水量は300mmと少ない厳しい自然環境の中で、ストレスを受けたブドウから凝縮した果実味を引き出しています。 畑では樹齢40~55年以上の古木を含むモナストレルを中心に、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラー、プティ・ヴェルドなどのフランス系品種も栽培。痩せた石灰質土壌との相性がよく、自然と収量が制限され、凝縮感のある果実が育ちます。 醸造責任者のバルトロ・アベリャンは、「リッチでフミーリャの個性を最大限に引き出す赤を造らせればスペイン屈指」と称される名手。新樽比率90%のバリックで18ヶ月熟成された本キュヴェは、彼の技術と情熱の結晶といえる逸品です。名だたる評論家ロバート・パーカーからも「5倍の価格のボルドーに引けを取らない」と評される、驚くべき完成度とコストパフォーマンスを誇ります。
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ゴディナ 2022/モルカ
¥5,610
ゴディナ 2022 価格:5,610円(税込) 容量:750ml 生産者:モルカ(Morca) 産地:スペイン/アラゴン州 カンポ・デ・ボルハ(D.O. Campo de Borja) 品種:ガルナッチャ(グルナッシュ)100% タイプ:赤/フルボディ/辛口 アルコール度数:15% テイスティングノート ブラックベリーやプラムのコンポート、リコリスやクローブなどのスパイス、そして上質なフレンチオーク由来のバニラ香が広がる豊かなアロマ。口に含むと、甘やかでジューシーな果実味とモカのニュアンスが重なり、絹のように滑らかなタンニンが心地よく溶け込みます。完熟したガルナッチャの個性を余すことなく表現した、ピュアでバランスの取れた味わいが魅力です。 相性の良い料理 ・ラムチョップのグリル ・牛ホホ肉の赤ワイン煮込み ・ビーフシチュー ・スパイスを効かせたタパスやアヒージョ 肉の旨味を引き立てる果実味とスパイシーさが特徴で、ボリュームのある料理や香ばしい味付けによく合います。 ワイナリー情報 モルカは、スペイン・フミーリャの名門「フアン・ヒル」を率いるミゲル・ヒルによって設立されたワイナリーです。2014年、アラゴン州カンポ・デ・ボルハの地に強い可能性を感じたミゲルが、自家用ワインを造っていたジョルディ・フロスと意気投合し、プロジェクトが始動。わずか数樽のファーストヴィンテージから高い評価を受け、瞬く間に注目を集めました。 標高500〜850mに位置する鉄分豊富な粘土質土壌の畑では、古樹を含むガルナッチャをオーガニック(非認証)で栽培。自然と収量が制限され、さらに厳しい選果により10hl/haという非常に低い収量を実現しています。醸造はエル・ニドにも携わるフランク・ゴンザレスが担当し、発酵後に垂直式バスケットプレスで丁寧に搾汁、フレンチオークのバリックで15ヶ月熟成。過度な抽出を避けた醸造によって、凝縮感とエレガンスを併せ持つガルナッチャが完成します。今後ますます入手困難が予想される、注目の生産者です。
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グラン・リバド アルバリーニョ 2023/トマダ・デ・カストロ
¥2,400
グラン・リバド アルバリーニョ 2023 価格:2,400円(税込) 容量:750ml 生産者:トマダ・デ・カストロ 産地:スペイン/リアス・バイシャス 品種:アルバリーニョ 100% タイプ:白/ミディアムボディ/辛口 アルコール度数:12.5% テイスティングノート 美しいガリシアの海岸を彷彿とさせる、清らかなミネラル感と香り高さが際立つ一本。蜜林檎のようなリースリング系の甘やかな香りに、ヴィオニエを思わせる白い花のニュアンスが重なり、口中にはレモンや柑橘類の爽やかさと心地よい「ソルティー」さが広がります。伸びやかで柔らかい酸が全体を支え、ソフト&フルーティなバランスのとれた味わいに仕上がっています。 相性の良い料理 塩とレモンでシンプルに仕上げた白身魚や貝類のグリル、マグロのタルタル、クリームチーズを使った前菜など、海の恵みを活かした料理との相性は抜群です。華やかな香りを生かすため、抜栓は1時間前、十分に冷やしてサーブするのがおすすめです。 ワイナリー情報 スペイン・ガリシア地方リアス・バイシャスに拠点を置くトマダ・デ・カストロは、100年以上にわたりアルバリーニョ種のみを栽培・醸造してきた専門家。雨が多く湿潤な気候の中で最良のブドウを育てるため、通気性を高める伝統的な棚仕立てで栽培を行い、手間を惜しまぬ姿勢で質の高いワインを生み出しています。 ワイン造りを担うエリザベト・カストロ氏は、「良いワインは畑から」と語り、1年を通してブドウ樹と向き合い続けています。アルバリーニョの魅力である香り高さやミネラル感を最大限に引き出すことを目指し、ワインにはガリシアの自然や文化が色濃く映し出されています。日本の食卓にも自然に寄り添う、柔らかく美しい白ワインを届けたいという彼女の情熱が詰まった1本です。
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オーガニック・カヴァ ブリュット NV/オラ!アチェ!バルセロナ
¥1,980
オーガニック・カヴァ ブリュット NV 価格:1,980円(税込) 容量:750ml 生産者:オラ!アチェ!バルセロナ 産地:スペイン/カタルーニャ州 ペネデス D.O.カヴァ 品種:マカベオ 40%、パレリャーダ 30%、チャレッロ 30% タイプ:スパークリング/ライトボディ/辛口 アルコール度数:11.5% テイスティングノート 外観はクリアなライトイエローにほんのりとした緑がかり、見た目にもフレッシュな印象を与えます。青りんごや洋ナシ、レモンなどの柑橘類、白い花の華やかな香りが広がり、アロマティックで爽やかな第一印象。味わいはキリッと引き締まった酸と繊細な泡立ちが印象的で、柑橘や青リンゴの果実味と心地よいミネラル、ほのかなハーブのニュアンスがバランスよくまとまっています。トラディショナル方式による瓶内二次発酵により、口中ではきめ細かい泡がエレガントに広がり、余韻もすっきりと清涼感のあるフィニッシュです。 相性の良い料理 アペリティフとしてはもちろん、カルパッチョやマリネ、カプレーゼ、魚介のフリットなど軽やかな前菜と好相性。天ぷらや生春巻きなどのアジア料理とも合い、オーガニックワインらしいピュアな味わいが素材の持ち味を引き立てます。爽やかでドライな味わいは、暑い季節の食卓やアウトドアイベントにもぴったりです。 ワイナリー情報 「オラ!アチェ!バルセロナ」は、世界最高のオーガニック・カヴァを目指してバルセロナに移り住んだ2人のベルギー人の夢から始まりました。2014年に初リリースされた「オラ!カヴァ」シリーズのスピンオフとして登場したこのブランドは、ポップでカジュアル、かつ本格派という新しいスタイルのスパークリングワインを提案しています。 ブドウは標高250~750mの高地にある10年以上の樹齢を持つ畑から収穫され、75%を機械で、25%を手摘みで収穫。伝統的な瓶内二次発酵(トラディショナル方式)を採用し、12ヶ月間の熟成を経てリリースされます。SO2の使用を最小限にとどめ、有機栽培・ヴィーガン認証を取得したその姿勢は、サステナビリティへの高い意識の証でもあります。 デザインもバルセロナの街のライフスタイルにインスパイアされた鮮やかでアーティスティックなパッケージで、ワインの中身だけでなく見た目にも楽しい1本です。