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エチュード “グレース・ベノア・ランチ” ピノ・ノワール 2020 / エチュード・ワイナリー
¥7,000
エチュード “グレース・ベノア・ランチ” ピノ・ノワール 2020 価格:7,000円(税込) 原産国:アメリカ・カリフォルニア(カーネロス) 品種:ピノ・ノワール100% アルコール度数:15% 熟成:フレンチオーク樽使用 タイプ:赤・辛口(ミディアムフル) 圧倒的な完成度を誇る、豊かさと気品を兼ね備えたカーネロス・ピノの象徴 完熟した果実味、複雑なスパイス香、そして重層的なテクスチャーが魅力の一本。 数々のカルトワインを手がけた伝説的醸造家トニー・ソーターが築いた「エチュード」の哲学が息づく、真のクラシック・カリフォルニア・ピノ・ノワール。 テイスティングノート ザクロやチェリー、ラズベリーといった赤系果実のアロマに、トリュフ、ブーケガルニ、落ち葉、白檀といった複雑でスパイシーなニュアンスが重なります。 口に含むと、熟した赤い果実やジャムのようなニュアンスがふくよかに広がり、土っぽい風味や洗練されたタンニンと見事に調和。古典的な「グレース・ベノア・ランチ」スタイルを体現した、熟成ポテンシャルと飲みやすさを兼ね備える逸品です。 相性の良い料理 ・豚肉のポットロースト ・ポークチョップのチェリーソース添え ・マッシュルームリゾット(トリュフソース) 畑と醸造について 使用されるブドウはすべて、カーネロス地区の自社畑「グレース・ベノア・ランチ」で栽培されたもの。冷涼な気候が特徴で、ピノ・ノワールの繊細さと複雑さを最大限に引き出します。熟成にはフレンチオークを用い、ブドウ本来の個性を損なわないよう丁寧に醸造されています。 ワイナリー情報 エチュード・ワイナリーは、数々のパーカーポイント100点ワインを世に送り出した天才醸造家トニー・ソーター氏によって設立されました。彼はアローホやシェイファー、ダラ・ヴァレなど伝説的なワイナリーで活躍した後、自らの理想を体現するためにナパ・カーネロス地区にエチュードを立ち上げました。 「エチュード(Etude)」とはフランス語で“練習曲”を意味し、「偉大なワインはヴィンヤードで始まる」という信念のもと、ブドウ栽培から醸造に至るすべてに徹底したこだわりを貫いています。 2001年にベリンジャーグループの傘下に入り、醸造設備や自社畑の整備を強化。19世紀のブランデー蒸留所を改装して醸造所とし、さらに一流畑からのブドウ調達も可能になったことで、品質は飛躍的に向上しました。 現在はジョン・プリースト氏がワインメーカーを務め、ソーター氏はアドバイザーとしてワイナリーに携わり続けています。クラフトマンシップと革新性の結晶として、今もなお進化を続けるワイナリーです。
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ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2020/スタッグス・リープ
¥8,900
ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2020 価格:8,900円(税込) 容量:750ml 生産者:スタッグス・リープ・ワイナリー 産地:アメリカ/カリフォルニア州 ナパ・ヴァレー 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 86%、プティ・ヴェルド 4%、メルロー 4%、マルベック 3%、プティ・シラー 2%、タナ 1% タイプ:赤/ミディアムボディ/辛口 アルコール度数:14.5% テイスティングノート 温かみのあるスパイスと甘いオークの香りに、ミントやセージの複雑なニュアンス。ラズベリー、レッドカラント、ブラックベリーなどの赤い果実がバニラやクローブ、シナモンスパイスと絡み合います。赤いバラやスミレの花の香りが繊細なアクセントに。口に含むと甘い赤いベリーが広がり、黒さくらんぼやブラックベリーの味わいが続きます。軽やかなボディで繊細な層が感じられ、茶葉やポプリのほのかな香りがシルキーな余韻へと導きます。 相性の良い料理 多彩な料理や社交の場に最適。赤身肉料理やグリル、熟成チーズなどと特によく合います。 ワイナリー情報 Stags’ Leap Winery(スターグスリープ・ワイナリー)は、世界中を震撼させた歴史的なブラインドテイスティング「パリスの審判」での世紀の番狂わせで一躍脚光を浴びた名門ワイナリーです。 スタッグス・リープの名は、ネイティブアメリカンの伝説に由来し、「牡鹿(stag)が谷を飛び越えて逃げた」という壮大な物語を表現しています。エチケットに描かれた牡鹿は「勇気」「雄々しさ」「躍動感」の象徴であり、その精神はワインのスタイルにも色濃く反映されています。 ワイナリーの創業は1970年。シカゴ大学の講師であったウォーレン・ウィニアルスキ氏が、先駆的なブドウ栽培者ネイサン・フェイ氏の影響を受け、この地にカベルネ・ソーヴィニヨンを植樹しスタッグス・リープ・ヴィンヤードを設立しました。当時、この地域は「カベルネ・ソーヴィニヨンには冷涼すぎる」と言われていたものの、ウォーレンはその可能性を確信。1972年に醸造所を完成させ、翌1973年にワイナリー初のワインを仕込みました。 そして1976年、全世界のワイン業界を震撼させた「パリスの審判」では、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズの“S.L.V.”カベルネ・ソーヴィニヨン1973年がフランスの五大シャトーを破り見事第1位に輝きました。このワインは若樹わずか3年目のブドウで作られたものであり、その快挙は世界中に衝撃を与え、スタッグス・リープは熱狂的なファンを生むこととなりました。 2013年には、この歴史的勝利を成し遂げた1973年のS.L.V.がスミソニアン博物館の「アメリカを作った101の物」に選ばれ、そのボトルが永久展示されています。 ワイナリーは伝統を重んじながらも革新を続け、ストレスを極力排した醸造設備を導入し、自社畑S.L.V.やFAY、アルテミスなどの葡萄を巧みにブレンド。歴代ワインメーカーの手形をモチーフにした「手印」シリーズでは、豊かな伝統と技術が結実した味わいを楽しめます。 現在もナパ・ヴァレーの中でも屈指の評価を誇り、訪れる者を歴史と革新が織りなす至高のワイン体験へと誘います。